誘導灯のバッテリー交換は必要?赤ランプ点滅の原因と交換時期を解説

誘導灯は、火災や停電などの非常時に避難経路を示す重要な消防設備です。

普段は正常に点灯していても、内部のバッテリーやLEDランプは少しずつ劣化しています。そのため、見た目に異常がなくても、突然点灯しないケースも少なくありません。

今回は、飲食店で実際に行った誘導灯交換工事をもとに、交換が必要な理由や放置するリスクについて解説します。

実際の施工事例

消防設備点検で誘導灯の点検を行っていたところ赤ランプ表示が出ておりました

器具は2018年製で約10年間使用されており、本体自体も経年劣化していたため、バッテリーのみの交換ではなく、本体ごとの交換をご提案しました。

工事時間は約10分程度で、建物全体の滞在時間も30分ほどで完了しております。

誘導灯本体を交換した理由

誘導灯は24時間365日点灯し続ける設備です。

長年使用すると、外観はきれいでも内部の基板や端子、配線、プラスチック部品などが熱によって劣化します。

そのため、バッテリーだけ交換しても、その後すぐ本体が故障してしまう可能性があります。

設置から10年以上経過している場合は、本体交換まで含めて検討することをおすすめします。

誘導灯の赤ランプ点滅は故障のサイン?

誘導灯の赤ランプ点滅は、バッテリーの寿命や本体の異常を知らせるサインであることが多くあります。

主な原因は次のとおりです。

  • 内蔵バッテリーの寿命
  • 自己点検で異常を検知
  • 本体内部の故障
  • LED基板や制御回路の異常

赤ランプが点滅している場合は、そのまま放置せず、消防設備業者へ取り換えを依頼しましょう。

実は・・・

誘導灯には部分交換が出来る部品が2つあります。

それが『充電バッテリー』と『LEDランプ』です。

それが昨今の物価高により部品も高騰しておりもはやバッテリ+ランプの金額が本体価格と同じくらいになっていたりします。

だから弊社では本体交換をご提案しております。

部分的に修繕するより1万円位高く払って本体丸ごとを更新できるならそっちの方がコストパフォーマンスがよいですので!

交換時期の目安

誘導灯の交換時期(メーカー推奨)は次のとおりです。

  • 本体:設置後約8〜10年
  • バッテリー:約4〜6年

24時間点灯している設備のため、使用環境によってはさらに早く劣化することもあります。

外観に異常がなくても、設置年数を一度確認しておくと安心です。

今回の工事費用

今回交換したのは、最も一般的なC級LED誘導灯です。

工事費を含めた総額は55,000円(税込)でした。

器具の種類や設置場所によって費用は変わるため、詳しくは現地確認のうえお見積りいたします。

まとめ

誘導灯は普段目立たない設備ですが、非常時には命を守る重要な役割を担っています。

  • 赤ランプ点滅は異常警告のサイン
  • バッテリーには寿命がある
  • LEDタイプでも定期交換が必要
  • 本体は8〜10年を目安に交換がおすすめ

消防設備点検で不具合、不備、消防署からの指摘された場合や、現在の見積金額に不安がある場合は、お気軽にご相談ください。現地調査から交換工事まで迅速に対応いたします。