火災警報器(受信機)のベルの止め方≪パナソニック編≫
最近では台風の影響で漏水や冠水によるマンションの自動火災警報設備の誤作動が多発しております。
誤作動による時事ネタ~2026年9月~
2026年の秋雨前線の影響で9月上旬で各地で大雨が降り、関西の某消防局には、感知器の誤作動による119番通報が相次いだとニュースになっております。
関西の某市では火災報知機の誤作動による通報は67件
8日に冠水被害が生じた愛知県の某市では54件あったのことでした。
なぜ台風で感知器が誤作動が起きるのか?
火災報知器が設置されているマンション等で感知器の内部に天井をつたって漏水したり、冠水したりすると誤作動が起きます。
皆さんも良く御存じの『水は電気を通す』ので感知器内部の+極と−局に水が浸ると感知器が起動するという理屈です。
さて本題に移ります。
火災受信機の止め方
これは良くマンションに設置されているパナソニックの火災受信機です。

停止ボタンが2つあります。
上の『受信機音響』赤ボタン 停止がこの操作している受信機の音を≪一時的に止めるボタン≫です
下の『ベル地区音響』赤ボタン 一時停止が建物全体を鳴り響くベル音を≪一時的に止めるボタン≫です
あくまでどちらも一時的に音を止めるボタンとなっております。
とりあえず音が鳴ってしまったらこのボタンを押して落ち着きましょう!

先ほども伝えた通り一時的なので2度目の感知器の反応や継続的に反応している感知器がある場合は
数分で再鳴動してしまいますので完全停止の操作をしなければなりません。
まずは上記の写真のように停止ボタンを3秒くらい長押しします

白点検ボタンが2~3秒赤く点灯をしますのでその間に

ベルの一時停止ボタンを押します!

白の点検ボタンが赤点灯している間にベル音響一時停止ボタンをきちんと押せていれば
画面上側の〈地区音響強制停止〉が赤く点灯します
この状態になれば何をしてもベルは鳴りません。

同じ要領で火災受信機本体の音を止める
上の『受信機音響』赤ボタンも白点検ボタンを押して点灯している間に押せば、この操作している受信機の音を≪完全停止≫にする事ができます

ひとまず音がこれで感知器が誤発報していてもベルの音を止める事が出来ます。
・音響強制停止
・地区音響強制停止
が赤点灯している事が完全停止になっている証拠です。
音を止める事が出来た後にやってほしい事
ベルを止めて落ち着いたらそれで終わりではありません。
そうです。誤作動の原因となる感知器を見つけ出してほしいのです。

この赤枠で囲った部分を確認すると赤く点灯しているフロアが表示されます。
そのフロアに誤作動を起こしている感知器がありますのでそれを目視で確認する必要があります。
階まで絞る事が出来るので赤く点灯していたらその部分を写真撮影してください。
誤作動の感知器って見て分かるの?

信号が出ていればこのように誤作動を起こしている感知器はこのように赤く点灯しております。
この感知器を見つけたら取り外せるようであればひねって取り外してください
場所が分かるか分からないかで業者の見積もりもかなり変わってきます。
火災受信機の元の戻し方

火災受信機の復旧が完了して基にもどしてよいと判断した場合は下記の手順で元に戻してください
①復旧ボタンを念のため押す
②白の点検ボタンを長押しする
③赤点灯をしている間に≪音響停止≫と≪地区音響 解除≫のボタンを押す
手順は下記の通りです。

今回紹介した火災受信機の対策はパナソニックメーカーの受信機にのみ対応出来る方法です。
メーカーによってやり方は異なります。
似たようなやり方ではありますが専門業者以外には操作は難しいので出来れば建物を保守している専門家に聞く事が重要です。


